2013年6月3日月曜日
不安
マロン「アイビーちゃん、ロミオちゃんとケンカしてる?」
アイビー「あ~・・・この前の?」
マロン「うん。なんか様子変だったし。」
アイビー「ごめんね。マロンちゃんにも心配かけちゃったね。」
マロン「いや、恋人だからさ、ケンカはしょうがないとは思うけど・・・ロミオちゃんああいう性格だしね。」
アイビー「うん・・・。」
マロン「アイビーちゃん。」
アイビー「うん?」
マロン「ジーンくんとなんかあるの?」
アイビー「え?」
マスター「まったく、おせっかいなオカマね。」
マロン「オカマじゃないよ。僕はゲイだよ~。」
マスター「自分に彼氏できたからって人のおせっかいするもんじゃないわよ。」
アイビー「え?マロンちゃん彼氏できたの??」
マロン「も~!アイビーちゃんまで!僕にだって彼氏くらいできるよ~!」
アイビー「そっかw ごめん。」
マロン「今は僕のことはいいの!アイビーちゃんの話だよ。」
マロン「ジーンくんってアイビーちゃんの高校の先輩だったんだよね?昔つきあってたの?」
アイビー「・・・・うん。」
マロン「やっぱりそうなんだ?それで?今も告白されてたりするんじゃない?」
アイビー「・・・うん。」
マロン「そっかぁ~。」
アイビー「ロミオは・・・私とジーンのこと誤解してて・・・・。それでケンカっていうか・・・・。」
マロン「やっぱりそうだったんだね。」
マスター「運命なのよ。」
アイビー「え?」
マスター「今ジーンくんがこうやってあなたの前に現れたのも。」
アイビー「・・・・。」
マスター「あなたたち3人の運命の糸は複雑に絡み合ってるの。簡単にほどけるような糸じゃないのよ。」
アイビー「そうなんですか・・・?」
マスター「そうよ。過去世でも出会っているしね。」
マスター「もがけばもがくほど、複雑に絡み合うのよ。」
アイビー「・・・・。」
マスター「神様もいじわるよね。」
マロン「マスターはアイビーちゃんがどっちを選ぶかも見えてるの?」
マスター「もちろん。」
マスター「これからなにが起こるかも、わかってるわよ。」
マロン「そうなんだ?」
マスター「運命には逆らえないの。でも、変えられることもある。」
アイビー「・・・・。」
マスター「人のことは変えられなくても自分のことは変えられるでしょう?そうやっていけば相手を変えることもできるわよ。」
アイビー「自分が変われば相手も変わる・・・・。」
マスター「そうよ~。それに相手が変わらなくても、自分の気持ちは変わるでしょう?考え方ひとつでね。」
アイビー「・・・・。」
マスター「あの二人は両極端に見えるけど、どっちも中身は純粋なの。私にはまぶしいくらいよ。」
アイビー「そうですね・・・。」
マスター「あなた次第ね。」
アイビー「・・・・。」
マロン「運命かぁ~。」
アイビー「・・・・。」
産婦人科の待合室。
ララはおとなしく自分の番が来るのを待っていた。
壁際に座る母親の腕に抱かれた小さな女の子がじっとララをみつめていた。
ふとそちらに目をやると女の子と目があう。
ララ「 (かわいい・・・。大人しい子ね。) 」
柔らかく微笑みを返す。
女の子はあいかわらず笑顔のままララをみつめている。
ララ「・・・・。」
名前を呼ばれたララが診察室に入る。
女医「決心したのね。」
ララ「はい。」
女医「相手の方は?ちゃんと相談したの?」
ララ「いいえ・・・。今はもう連絡がとれないので・・・。」
女医「そう。」
ララ「はい・・・。」
女医「説明はちゃんと受けてるわよね?」
ララ「はい。大丈夫です。」
女医「では手術をはじめるわね。奥の手術室へ。」
ララ「はい・・・。」
その頃、外では雨が降り出していた。
アイビーがロミオの家に到着する。
合鍵を使って中に入ろうとするが、何度やっても鍵が開かない。
チャイムを鳴らしても誰も出てこない。
アイビー「 (ロミオ・・・まさかホントに鍵を変えたの?) 」
雨に濡れないよう屋根の下に移動する。
傘を閉じると携帯電話を取り出した。
アイビー「・・・・。」
テーブルの上の携帯電話から着信音が鳴り響き、カタカタと音を立てて震える。
ミランダ「ロミオ・・・電話・・・鳴ってるわよ。」
ロミオ「ほっとけ。」
ミランダ「さっきのと・・・・着信音・・・違うじゃない。チャイムも鳴ってたし・・・あの子じゃない・・・の?」
ロミオ「・・・・。」
ロミオが無言のまま、さっきよりも激しく腰を突き動かす。
ミランダ「ああんっ・・・もう・・・・。」
ミランダが耐え切れずに膝をつく。
ロミオも膝をついて下から激しく突き上げる。
ミランダ「あんんっ・・・・はぁ・・・・。」
ミランダ「ああもう・・・・すごいっ・・・・。起きてからもう・・・3度目なのに・・・全然衰えないわね。」
ロミオ「はぁ・・・・。」
ミランダ「だめよもう・・・ダメ・・・・イっちゃう・・・・。」
ロミオ「もっと声だせよ。」
ミランダ「でも外に・・・ああんっ・・・はぁっ。」
ロミオ「いいからもっと。」
ロミオが激しく下から突き上げる。
ミランダ「ああダメ!そんなにしたら・・・・イっちゃうぅ!!」
アイビーが電話をきってポケットにしまう。
アイビー「 (今・・・・女の人の声・・・・したよね・・・・。ミランダさん・・・来てるのかな・・・・。) 」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
なで肩さんこんにちは^^
返信削除マロンちゃんやマスターはさすが敏感ですね~。
ロミオとアイビーちゃんが上手くいってないなっていうのだけではなく、ジーンさんも絡んでるっていうのがちゃんとお見通しですねw
マスターの「おせっかいなオカマ」に吹きましたwww
マロンちゃん、映画館でデートしてましたもんね~。
彼と順調のようですね~~( ´艸`)
それにしても、マスターには見えてる運命、気になりますねぇ。
しかも、かなり複雑で簡単にほどけるようなものではないとか・・・
過去世でも出会っているの????
まだ一波乱二波乱・・・それ以上??ありそうな感じなのかなぁ・・・(´・ω・`)
そしてララちゃんはやっぱり、というかまあ当然か。
赤ちゃんは諦める決断をしましたね。
辛いけども、将来きっと幸せに家庭を持って子宝にも恵まれるはずだから、この辛さは乗り越えていって欲しいな・・・
アイビーちゃんはマスターの助言で早速ロミオの所に来ましたね~ww
本当に鍵変えてたのか・・・
男らしくない奴!!!ここで私だったらもう完全にやめるけどなぁ~~~www
家の中ではまたやってんのかwww
もうなんか後ろからその尻思いっきり叩いてやりたいわ!!!
座禅の棒でねwwww
一生やってろ!!って感じwwww
それでも待ち続け、向かい合おうと思っているアイビーちゃんが気の毒すぎるww
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
今回は久しぶりにマスター登場しました~♪
マロンちゃんも前回ジーンが「心配してた」と言ってたように、やはりロミオとアイビーのことが気になっていたようですね~w
マロンが映画館デートをしてたのは恋人ではなくて、カメラマンのギルバートなんですよ~(ノ´∀`*)
あの二人は仲良し(ギルはノンケです)なので映画館のシーンでよく出てきてましたねw
ララは決心したようで、堕胎手術を受けるために病院にきてましたね~。
やはりこうするしかないですよね~(;´Д`)
アイビーはやはりロミオとちゃんと話し合いたいと思っているようで、ロミオの家にやってきたんですが、前回の発言どおり鍵を変えられてしまっていますね(;´Д`)
ちょっとこれはひどいですよね~( ̄Д ̄;
たしかに、ここまでされたら普通もういいやって思いますよねw
しかも家にミランダを連れ込んでました( ̄ー ̄)ニヤリ
アイビーも若干気づいてるようですねw
尻を叩くフイタwwww
こんにちわーv(*'ω'*)v今回も楽しく読ませて頂きました♪
返信削除ララちゃん…向かい側の幼女を優しく見つめるその目…
”守りたい、その瞳…(おいキャッチフレーズ作るな)
やはり好きな人との子供ですもんね…
出来れば私も向かい側のお母さんのように自分の子供を抱っこしたいって思うでしょう
しかし、現実はそう甘くないもので、堕胎の決意をした模様ですね(ToT)/~~~
またいつか宿る命を信じて水子の霊だけはなんとかしてやって下さいと祈るばかりです
でもって!さすがマスター!見えてるんですね…
見えるからこそ辛い事もあるでしょうな~
アイビーはロミオと戻るのか、ジーンを取るのか、逆に見えるからこそ
言ってはいけない事の方が大きいんでしょうね、それこそ運命をむやみに捻じ曲げかねませんものね
マスターに出来ることはじっと見守りさりげなく背中を押すことだけなのかな
地味にマロンちゃんvvv彼氏と上手く言ってるようでふいたvvv
今の全カップル中(ディンラトは夫婦なので別として)で一番の勝ち組じゃないかい?vvvv
とすら思えたわいvvv
でもって本日も張り切ってミラさんのヘブンズゲートをお借りしているロミオ…
腕に写る「柔道」マークに思わず爆笑vvv思いっきり缶コーヒーのBOSSをふいた私です
しかしまー!!!ほんとっ!!!分かり易いわvvv
以前、なで肩さんがロミオとハルってその辺の行動一緒じゃね?とか言ってたような気がしますが
このたび私も再確認しましたvvv寂しがりの典型的行動vv
昔の女、または行きずりの女とイチャコラパラダイスvvv
それに本当に鍵まで変えてさ!!
なんなの!!!女々しいよこいつ!!!デカイ図体して女々しいよっ!!(ハルートもな…)
女の子が!アイビーが!ちゃんと話し合いしたいって言ってるのに…><
自分不器用ですから…では許されんぞ!!!キイー!!><
ではまたv
>SACHICOさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ララは手術のために病院にやってきて、子連れの母親とその子供をみてなにか感じているようですね~。
キャッチフレーズワロタwwwなんだっけそれwwww
ホントはララだって、ローガンと結婚して子供を生みたかったでしょうね。
でもローガンは父親タイプではないし、自分だって母親になれるようなタイプじゃないことをわかってるし。
今回久しぶりにマスターが登場しました~。
アイビーが悩むとだいたいマスターが出てきますねw
マスターはなにもかも知っているからこそ言えないことも多いですが、だからこそ言えるアドバイスがあったりするんですよね。
なにげにこのストーリーの鍵となる人物かもしれません。
マロンちゃんはいつのまにか彼氏できてましたねw
勝ち組wwwたしかにw
ロミオは鍵を変えたうえにミランダを呼んでまでウフってましたね~。
そうそう、寂しがり屋の典型ですよ。
好きな人を忘れるために、ほかの女性を抱いて憂さ晴らしする。
でも結局忘れられずに自分を傷つけてるだけなんですよね。
結局残るのは罪悪感と苛立ちしかない。
ホントにハルさんとロミオは、性格は違えど抱えている寂しさや人一倍愛情を欲するところなんかがすごく似てると思うんですよね。
そうそう、女々しいところもwwww
男っぽい人ほど女々しかったりするんですよね~。
柔道マーク、CC制作できるようになったのでちょこっといじればここだけ消せると思うんですが、やはりロミオのトレードマークになってしまってるのでこのままいこうかwwww
このタトゥーは全身セット(指の以外)なんですが、柔道だけが邪魔であとはかっこいいから気に入ってるんですよねw
職人よ、なぜ「柔道」チョイスなんだぜ・・・
なで肩さん、こんばんは!
返信削除少しお久しぶりになってしまってすみません;
ロミオ&ララの展開に、元々シワの濃い私の眉間がますます・・・
手術ってことは、そう・・・なんですか・・・
正直ローガンとロミオのRコンビにはため息が出てしまいました><
二人とも変なところで思い切りが良いというか、
割り切りと行動力がありすぎて周囲は全員、
毎回完全に置いていかれていますね。
それとマスターのセリフ・・・
アホかと思われるかもしれませんけど、
過去(前世)とかまぁまぁ信じてるややオカルトタイプなので、
もしリアルにマスターみたいな人がいたら
通いつめちゃうかもしれません!
(多分私には本音でアドバイスをくれないでしょうがw)
少しロミオを弁護すると・・・
ロミオみたいに生まれながらにして不幸体質気味で
せっかく手元にあるささやかな幸せをも
怖がって手離しちゃうタイプの人の気持ち、
私何となくわかる気がするんですよね・・・
だからって理不尽にアイビーを振り回したり
苦しめて良いってことにはならないんですけども;
ホント陽と陰って感じですよね、ジーンとロミオは。
アイビーがお日様みたいな子なので、
まだ現時点では陰陽がうまく折り重なるカップルという意味で
もう少しだけロミオを応援してみようと思います。。。
それから遅くなりましたが、
リアさん、卒業おめでとう&お疲れ様でした!
ラストスパートの株あげっぷりには面食らいました。
さて、今月の投票どうしようw
>タママさん
削除コメントありがとうございます(´∀`)
お久しぶりです~♪
ご訪問ありがとうございます(ノ´∀`*)
ローガンとの子供を妊娠してしまったララは、ローガンにはなにも告げずに堕胎手術を受ける決心をしたようですね。
まぁこの道を選ばざるをえない状況ではあるんですが、ローガンにも相談したほうがよかった気もしますね~。
ロミオとローガンのRコンビは、タイプ的にも似てるんですよねw
ただロミオのように、愛情を求めていることを表に出して発散するか、ローガンのように自覚がないタイプか。
ふたりとも周りを振り回してることには変わりないですけどw
マスターが実際いたら、きっと私も通ってると思いますwww
今は霊感あがってから自分のことや周りのことで気づくことも増えたんですが、なにも気づいてなかったころはスピリチュアルカウンセラーの先生のところに行ったり、占いいったりしてましたよ~。
タママさんもそういうの好きなんですね(ノ´∀`*)
ロミオが不幸体質、ホントそうかもしれません。
というか自分の持っている幸せを素直に信じることができなくて、ホントに信じていいものかどうか確かめるために、丈夫かどうかを確認するために、叩いて叩いてそのうち壊してしまうようなwwww
今まで幸せを実感できるようなことがなかったので、不安なのかもしれませんね。
だからアイビーをなかなか信頼できてないんですよね~。
いつか自分の元から去っていってしまうような気がして、捨てられる前に捨ててしまえば自分が傷つかないと思ってる、けど結局傷ついてる。
ジーンとロミオが陰と陽、ホントそんな感じですね。
ジーンも子供の頃から片親でずっと貧乏だったし苦労してきているけど、愛情を注いでくれる母親がいたから、まっすぐ育ったんですよね。
境遇はそう大差ないけど、愛情を注いでくれる人の有無でこうも違う。
ロミオを応援ですか!
ありがとうございます(*´∀`*)
最近めきめきとジーンが票数を伸ばしてきてますからねw
そしてリアへのお祝いのお言葉ありがとうございます~m(__)m
卒業です、殿堂入りですと書いていてもいまだに票が入っていることに驚きですよ~w
リアの人気っぷりには私もびっくりしていますwww