2013年2月23日土曜日

ホワイトクリスマス





























アイビー「ジーン・・・。」

ジーン「うん?」

アイビー「私・・・・そろそろいかないと。」

ジーン「そっか。」

アイビー「うん。」












ジーン「踊ってくれてありがとう。楽しかったよ。」

アイビー「うん。私も楽しかった。」



















ジェニファー「あら、アイビーちゃんもう帰っちゃうの?」

アイビー「はい。すいません・・・一番最後に来たのに。」

ジーン「アイビーは明日も仕事だからさ。」

ジェニファー「そうなの。売れっ子だものね。大変ね。」

アイビー「いえ・・・。」











ラトーシャ「気をつけてね。」

アイビー「うん。ありがとう。」

レオン「またなアイビー。」

アイビー「うん。お兄ちゃんも気をつけて帰ってね。」

レオン「おう。」












ローガン「下まで送る。」

アイビー「うん。ありがとう。」

ララ「気をつけてね。」
















アイビー「ごめんねララ。片付けも手伝わなくて・・・。」

ララ「気にしないで。」

アイビー「また連絡するね。」

ララ「ええ。今度ゆっくりお茶しましょ。」

アイビー「うん。」











アイビーがコートを来て部屋を出て行く。
ジーンはその後姿を見つめていた。



















エレベーターを待つ二人。


ローガン「ロミオさんのところにいくのか?」

アイビー「・・・・うん。」














ローガン「ジーンさんの気持ちに気付いてるんだろ?」

アイビー「・・・・。」

ローガン「お前にはジーンさんみたいな人のほうが合ってると思うぞ?」















ローガン「ロミオさん、結婚する気ないんだろ?」

アイビー「どうして・・・。」

ローガン「見てればだいたいわかる。ああいうタイプはそうだ。」

アイビー「・・・・。」

ローガン「ジーンさんじゃダメなのか?お前が乗り換えても誰も非難しないぞ。」












アイビー「でも好きなの。」

ローガン「・・・・。」

アイビー「気持ちってそんなに簡単じゃないよ。」
















エレベーターが1階に着き、二人が降りる。


ローガン「アイビー。」















ローガン「なにかあったら電話しろ。迎えに行くから。」

アイビー「ローガン・・・・。」

ローガン「クリスマスの夜に一人で過ごすんじゃないぞ。」
















アイビー「・・・・そうする。」

ローガン「・・・・。」

アイビー「ありがとうローガン。」






































ローガン「・・・・。」










































タクシーが夜の街を走る。



















アイビー「 (雪・・・・。ホワイトクリスマスだ・・・・。) 」



















アイビー「あ、そのへんでいいです。」

運転手「はい。」

















アイビーがタクシーを降りる。
静かな街を、しんしんと雪は降りつもる。



















アイビー「 (車あるし、でかけてないみたい。) 」


ガレージに入るとコートを脱ぎ、階段をあがる。







































ロミオ「お前・・・。」

アイビー「ロミオ、まだ仕事してたんだ?」

ロミオ「その格好・・・事務所のパーティーか。」















アイビー「うん。」

ロミオ「仲間内のはどうした?」

アイビー「行ってきたよ。事務所のパーティーのあとに。でも途中で抜けてきちゃった。」















アイビー「やっぱりロミオがいないと、つまんなくて・・・。」

ロミオ「・・・・。」

















ロミオが無言のまま立ち上がる。


アイビー「・・・・?」

















そっとアイビーの体を引き寄せ、キスした。





















アイビー「 (あ・・・今日のキス・・・・やさしい・・・・。) 」



















二人は何度もキスを繰り返しながらベッドへと移動していく。




















そしてそのままベッドへと倒れこんだ。




















アイビー「んっ・・・・。」


徐々に激しくなりもつれ合う二人。
荒い息が頬にかかる。
















ゆっくりとお互いの服を脱がしていく。



















アイビー「ん・・・・。」


くちびるを塞がれ、熱い舌が絡まる。
アイビーがそれに答えるように舌を絡める。
















服を脱いだロミオがゆっくりと挿入する。


アイビー「あっ・・・・。」


久しぶりの感覚にアイビーが甘い声を漏らし、ロミオの背中にしがみつく。














再び唇を塞がれる。


アイビー「んっ・・・・。」


















アイビー「ロミオ・・・・ロミオ・・・・・・・。」


何度も名前を呼ぶ。
そのたびにそれに答えるようにロミオが唇を重ねる。















ロミオがアイビーの体を強く抱きしめる。
濡れた肌が密着して擦れ合う。
床擦れの音と、ベッドを揺らす音だけが静かな室内に響く。


アイビー「はぁっ・・・・。」


徐々に腰の動きが早くなっていく。















アイビー「ロミオ・・・愛してる・・・・・。」


汗ばんだ背中にしがみつき、強く抱きしめる。
















アイビーはロミオが小さく頷くのを感じた。
耳元に熱い吐息がかかる。



















アイビー「愛してる・・・・。」


背中に回した腕に力をこめる。
ロミオもアイビーを抱きしめる腕に力をこめた。

















静かな部屋の中、二人の吐息だけが響いていた。
それさえも雪が吸い込んでいく。


















アイビー「ロミオ・・・・愛してる・・・・・。」




















アイビー「愛してる・・・・・。」



























2 件のコメント:

  1. なんというご褒美。(ありがたやーありがたやー)
    う~~ん、やさしいエッチいいですね。

    あの耳元の熱い吐息、ご馳走ありがとう。
    卒倒寸前で何とか耐えましたよwww。

    なで肩さんやみなさんのブログ見て、わたしもブログ開設してみようかなぁなんて。
    実はブロガーに開設してあるけど、公開はしてないんですよ。
    SS保管として使ってます。
    ポーズ遊びのSSもありますが、アダルトだけという(笑)。

    ブロガーって使い方難しくないですか?ヘッドの写真入れるだけで、
    半日要しましたYo。あと用語なんかもわからんし、アダルト載せる時の
    R指定の仕方も・・・www
    公開するようなことがあれば質問にこようかな。その時はよろしくお願いします。

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    1. >ubuchaさん

      コメントありがとうございます(´∀`)
      どちらでも結構ですよ~♪
      R指定だとページめんどくさくてすみませんw

      ウフフシーン、喜んでいただけたようで幸いです(ノ´∀`*)
      今回はいつもとは違った雰囲気のウフフシーンでした~。
      「エロ」より「愛情」を前面に押し出してみました♪
      なにげにこの二人のウフフシーンはちゃんと書いたのはじめてですからね( ̄ー ̄)ニヤリ

      お~ブログ開設ですか!
      SS保管かぁ~。
      意外にそういう方多いみたいですね。
      私は最初プレイ日記だったんですが、小説とか漫画書くのも好きだったので、どうせなら~とストーリー形式に変更したんですよね(ノ´∀`*)
      ubuchaさんのブログはどんなカンジになるのかな?

      ブロガーは難しく見えるだけで、ホント簡単ですよ!!
      アダルト用のR指定は、私の場合はアダルト用に別ブログを作っています。
      ブロガーはいくつでもブログが持てるのでね。
      メインブログとは別にアダルト用ブログを作って、リンクでそっちに飛ばすようにしているんですよ。
      なのでアダルト用のページに飛ぶ前に許可しますか~っていう表示が出るんですよね。
      一応自分でも念のために「自己責任でオナシャス」とは書いていますがw

      是非是非公開してみてください~(*´∀`*)wktk
      私に答えられることであれば全然大丈夫ですので~。

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